オートチェス 最近流行りの中国式運用
今回は中国のクイーンプレイヤーたちの間で流行している中国式運用について解説、考察したいと思います。
今回はtwichでほぼ毎日配信している元キングプレイヤーのリンくんのプレイを参考にさせていただきました。日本語で話してくれるので非常に参考になります。
https://www.twitch.tv/bluetadis
中国式運用とは
中国式運用とはガチャにお金を使うのではなく早めのレベルアップにお金を使うことで安定して上位を目指す戦略です。
レベルを上げるタイミングは通常の定石では
5Rでレベル5
9Rでレベル6
17Rでレベル7
21Rでレベル8
ですが、中国式運用では
13Rでレベル7
17Rでレベル8
にレベルアップします。
中国式運用のメリット
中国式運用では通常の定石より早いタイミングでレベルを上げるので、通常のプレイヤーより駒を一体多く投入できシナジーも狙いやすくなります。
トップ画の場合、13Rレベル6で3ウォリアー、3ハンターが発動していますね。
そこにネクロを引いた場合、レベル6のままではネクロを入れると3ハンターか3ウォリアーが崩れてしまいます。
そこで中国式運用です。
13Rで15G使ってレベル7に入れると、3ハンター3ウォリアー2アンデッドが発動し、さらに13Rでのネクロはいるだけで十分に強いユニットです。6レベルのプレイヤーより単純に一体多いので数の有利もあります。
その結果、13Rから19Rまで(20Rはモブ戦、21Rには通常のプレイヤーもレベル8に上げてくる)の間に連勝ボーナスを狙う、連勝が途切れたとしてもヘルスを削られにくくし体力を高く保つといった有利を狙った戦略です。
ガチャにお金を回したのに欲しい駒が出なかったといったリスクがないので安定した戦略であると言えるでしょう。
中国式運用の注意点
中国式運用は現状の構成を強くする戦略なので、当然ですが連敗ボーナス狙いとは非常に相性が悪く、13Rと17Rでお金を使うので利子狙いとも相性が悪いです。
また、レベルを上げても全く勝てそうにない構成の場合は中国式運用は効果が薄いです。
利子を捨てお金を使ったのに連勝やヘルスの点でアドバンテージを得られないと21Rまでお金を貯めたプレイヤーに一気に捲くられ5位以下で敗退するケースが多いです。
13Rの時点で周りと自分の構成を見比べ、自分の構成の強さが4位以内に入っていないと判断できた場合は中国式運用を捨てて連敗ボーナス狙いや利子狙いをしましょう。
中国式運用まとめ
中国式運用は現状の強さを周りと比べる能力のある上級者向けの戦略であり、レベルを上げるべきかそうでないかを適切に選択する判断力がないと使いこなすことはできません。
しかし中級者でも判断力を鍛えることはレート向上の手助けになります。よって中国式運用は参考にすべき戦略であるといえるでしょう。